2007年06月19日

バセドウの投薬のいいところ、たいへんなところ

バセドウの治療の、最初の一歩は、たいてい投薬から始まります。
何かに反応して、甲状腺ホルモンがたくさん出すぎているなら、まずは出にくくしましょうというわけですね。

甲状腺の薬は、メジャーなところではメルカゾールプロパジールです。

メルカゾールの方が、効果が強くて、作用時間も長いし、合併症(腎炎や血管炎など)になる確立が低いということで、メルカゾールを最初に飲むことが多いみたいです。

プロパジールは、持続時間が短いし、合併症の確立がちょっと高くなるという人もいますが、妊娠や授乳への影響が少ないというのが最大のメリット。お年頃の女性に多いバセドウだけに、このポイントは、なかなか外せないところです!ただ、あとは、3割くらいの人が、「苦い!」と感じるそうです。わたしは7割の感じない人。これは、そうとうツライみたい。しばらく口の中が苦いんだと聞きました。
持続時間が短いと言っても、6〜8時間ほどで、お薬の影響がなくなったからといって、甲状腺ホルモンの量がいきなり上がるわけではないので、ちゃんと飲みさえすれば問題ないです。

症状にもよりますが、1日に4〜6錠から始めることが多いようです。14錠くらいまで増えても問題ないようですから、副作用はありますが、薬としては案外、ソフトなのかもしれません。

メルカゾールチアマゾールは、ほとんど同じ内容です。プロパジールは、チウラジールプロピルチオウラシルも同じです。値段も同じ。

先生によっては、「一生飲むことになるかも」といぢめるそうですが(笑)、標準的には、きちんと飲んだ場合は半年で、下がる気配がでるそうです。ポイントは、「きちんと飲んだ場合」ですけどね。1年くらいつづけると、安定する人が多いそうです。薬を飲まなくても、あるいは飲んでも1日1錠くらいで安定してくると、「寛解(かんかい)」と呼んで、安定したね、ということになります。
甲状腺機能亢進症は、また体調などによって、値がぴゅっと上がることもあるので、「治癒(治った)」とは呼ばないそうです。そうやって油断しないで、半年とか1年に1度くらいは、値を見ていくのがいいのだそうです。

一般には、1〜2ヶ月で甲状腺ホルモンの値は下がるようですが、わたしの場合は、治療を再開してから、約1年半。ようやく値が安定して下がっている感じが。高い値だった時期が長かったからかなぁなどと、勝手なことを考えていますが、ガンコな甲状腺も、ようやく重い腰をあげて、下がり始めたようです。
だいたい、通院と投薬の面倒や経済的な負担も考えて、投薬は”きちんと飲んだ期間”が1年か2年くらいを、ひとつの区切りに、効果がなければ、あらためて、アイソトープとか手術という選択肢も考えてみるというのが、うちの主治医が言う、めやすでした。
春先に、ちょっと値が好転したのをみて、先生が思わず「長かったなぁ…」とつぶやいてましたが(笑)、カルテを見直してみると、1年半くらい(ちゃんと治療をはじめては1年くらいかも)だったみたい。毎月、顔をあわせているので、もうずっとお世話になっているような気がしていたねと笑ってしまいました。ははは。
posted by プロパジール | Comment(0) | TrackBack(0) | バセドウの治療
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