2007年06月26日

バセドウと声

10代で最初にバセドウの診断を受けて、治療がはじまったのは、手が振るえていたから、ということを書きましたが、本人の関心は、正直なところ、手より声でした。そのころ、なんでか歌を歌うアルバイトをしていて(笑)、肝心な泣かせるところで声が振るえるのが悲しくて。で、病院に行く気になったのでした。

ドクターの説明の中で、手術という方法もあるよ、と言われた記憶もかすかにあるんです。ちょうど扁桃腺も腫れやすくて20才近くなっても40度の熱をしょっちゅう出すので、それも切ったら?と言われたような記憶も。
手術で神経が集中する場所に手をいれるので、麻痺がでることもあります。バセドウも扁桃腺も、大きく腫れていれば、当然、声帯や声帯をひっぱる筋肉を圧迫しているわけで、急にとったら、音域まで変わってしまうことがあります。声の緊張感とかハリも変わります。声帯が動かなくなるかも、とも言われました。身近な低音で迫力のある声の歌手が、扁桃腺の手術のあとで軽やかな歌を歌えるようになったりしているのを見て、声のために病院に来ているのに、考えられない〜、とよく調べもせずに決めてました。こわいなぁ…。
その後、歌は商売どころか完全に封印したので、今考えると、当時のわたしに、命や健康とひきかえに声を選ぶという覚悟があったのかナゾです。あのころは、声が自分のなけなしのアイデンティティだったのかも。

今ならどんな選択をするかなぁとちょっと考えてしまいました。いや、ほんとに現在、進行形で治療しているから、考えないといけないんですけど。まずは、抗体体質だから時間がかかっても投薬を選択すると思うけど、効果があらわれないからどうする?とドクターに聞かれたらどうするかなぁ…。できるだけ投薬と生活改善で頑張ってみて、アイソトープですべてを破壊するよりも、甲状腺を少しだけ残す方法をお願いする…かな。

バセドウの抗体が見つかったのはわりと最近です。今でもヨーロッパとアメリカでの治療法もまったく違います。ということは、「これなら完璧!」という方法はまだ確立していないって証拠。
し・か・も、わたしは、その抗サイログロブリン抗体(TgAb)も抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPOAb)も陰性です。バセドウと言われる人の10%くらいは両方陰性らしいですが、じゃあ、何に反応しているの?ということで、きっと次なる抗体がやがて発見されるんだと思います。それまでカラダもキモチもガマンできるなら、投薬で様子をみながら、治療法が安定するのを待ってもいいかなと思ってます。
誰かに「結婚しよう!」なんて言われたら、またコロッと考えを変えそうだけど(笑)そのときは、そのとき♪
posted by プロパジール | Comment(1) | TrackBack(0) | バセドウの治療
この記事へのコメント
きのうぴ♪が、ぷろぱじーるで覚悟したかった。
Posted by BlogPetのぴ♪ at 2007年06月26日 16:43
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