2007年06月11日

そもそもバセドウと診断されたのは

前にも書きましたが、最初のバセドウの診断は、手が振るえるのを見て、母に「甲状腺じゃない? 内科に行きなさい」と宣言され病院へ行き、「はい、バセドウです」とすんなりと確定しました。でも、10代の頃で(あまりに遠い昔の話で(笑))、どんな検査をしたのか、実はあんまり記憶にありません。血液検査だけだった気もするけど。
で、アレルギーの治療のついで、という感じで、お気楽に、しばらく治療をして、そのままになってました。引っ越したりしているうちに、うやむやに…(オソロシイ!)。

さて、それから十数年。
一昨年の2005年の夏、なぜか「結婚しよう!」というお兄さんがいたので、忙しくなる前に病院に行って、新居の近くの病院を紹介してもらおう、と(バセドウのことはすっかり忘れて)安定している膠原病の方の検査に、久しぶりに病院に行ってみると、ははは、甲状腺もいろんな抗体も、スクリーンに赤い表示が並んでおりました(笑)

というわけで、膠原病の先生が血液検査の結果を見ながら「どうみてもバセドウに見えるんだけど(笑)、僕が勝手に投薬をはじめたら、確定の検査がよくわからなくなるから、内分泌代謝の先生に診てもらってね」と回されて、バセドウかどうかの確定の検査がはじまったのでした。

ちなみに、「結婚しよう!」のお兄さんの一件はわたしにとっては非常に非常にストレスで、結局「結婚しないことにしよう!」という一点だけは仲よく合意し、無事にストレスから脱したのでした(笑)ほんとにそれだけで値が安定したのが笑えます。
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2007年06月12日

最初は問診と触診♪

さてさて、膠原病の先生に「これはバセドウだ!」と宣言されて、久しぶりに内分泌の診察を受けることになったわけですが、最初は問診と触診でした。

問診で聞かれたのは、
・どきどきしますか?
・体重が急に減りましたか?
・汗をいっぱいかきますか?
・イライラしますか?
・手が振るえますか?

自覚の範囲での答えは、はい、いいえ(残念ながら)、はい、いいえ、はい。
いわゆる甲状腺学会の診断の基準の質問ですね。頻脈、体重減少、手指振戦、発汗増加等の甲状腺中毒症所見…。

「他に、なにかありますか?」と聞かれて、髪の毛がすごく抜けます、やたらと白髪になってマツゲにまで白髪を発見しました、疲れやすいです…と並べました。(「なるほど、そうですかぁ」と言いながら、全部カルテに入力してくれたので、ちょっとうれしかったです。)

それから、「ちょっと顎をあげてね。…はい、ごっくんと唾をのんでください」と甲状腺を外から見て「ちょっとだけ大きいってくらいかな」、触ってみて「やわらかいな」とつぶやかれました。
…おうちでも、鏡の前で、ごっくん。確かに甲状腺の形がふにょっと動きます。そっと触ってみると、やわらかくて、こりっとしたものはなさそうです。

それから、血液検査でした。
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2007年06月13日

血液検査はどうだったっけ

血液検査でみたのは、何だったかな。

・甲状腺のホルモン2種類(FT4, FT3)
・甲状腺を出しなさいという脳下垂体からの指令ホルモン(TSH)
・その指令のフリをしたり、指令の受け口をふさいでしまう抗体(サイロイドテスト(TgAb)、マイクロゾームテスト(TPOAb)、TSH受容体抗体(TSHレセプター抗体)=TRAbやTBII、TSH刺激抗体(TSAb))
・腎臓機能、肝臓機能、コレステロール値 etc.
・あとは、検尿

甲状腺ホルモンはいっぱい出ていました。FT4もFT3も、もちろん赤いマークがついてました。「がんばりましたねぇ」と先生。褒められても、困ります。
それから、普通、甲状腺ホルモンがたくさん出ているときには、もういいよ、ということで、分泌をうながす脳下垂体のホルモン(TSH)は減るはずなんですが、なぜかこれも高いまま。「もっといけ〜!!」状態です。

それから、抗体
サイログロブリン(Tg)というのは、甲状腺でだけ作られるタンパク質。これがペルオキシダーゼという酵素に刺激されて、甲状腺ホルモンの素になります。
サイログロブリンに対する抗体がサイロイドテストとTgAbで、甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO=マイクロゾーム抗原)に対する抗体がマイクロゾームテストとTPOAb。
バセドウでは、陽性になることがよくあるそうです。(TRAb陽性はバセドウ、TgAbやTPOAb陽性は橋本病という傾向もあるけれど、バセドウでも30%くらいは両方陽性らしいです)

知られていることかも知れませんが、甲状腺機能亢進症=バセドウ病ではなくて、バセドウ病は甲状腺機能亢進症の1つ。腫瘍や抗体など、いろんな理由で甲状腺がお盛んになってしまうのが甲状腺機能亢進症。で、そのなかで、 甲状腺を刺激する物質があるためにホルモンの合成が高まりすぎるものが、バセドウです。
……わたしの場合は、この抗体は、ぎりぎり正常値をはずしていたくらいでした。そして、最初の1回を最後に、この抗体はずっと反応していません。何年も。あれ?

その他、一般的な血液検査の結果は、基本的にOK。腎臓も肝臓は、きれいでした。
骨の代謝が盛んになって、骨粗鬆症になりやすいそうですが、その影響が肝臓に出るんだそうです。だから、肝臓機能(ALP=アルカリホスファターゼやALT=アラニンアミノトランスフェラーゼ)が高くなるそうですが、これは大丈夫でした。
甲状腺機能亢進症であがりがちな血糖、カルシウム(溶けた骨?)も特に問題なし。

コレステロールはとっても低かったです。お肌によくないわぁ!と訴えましたが、バセドウが治まればきっと落ち着くし、コレステロールは高いより低い方がずっといい、と内分泌(糖尿病なんかの診察もこの科ですよね)の先生にきっぱりと言われてしまいました。

もう一個、赤いマークがついていたのは、栄養状態(笑) お腹をすかせていったからかな。
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2007年06月14日

いよいよ甲状腺シンチグラフィー

そして、いよいよ甲状腺超音波検査(エコー検査)です。放射性ヨードを使う甲状腺シンチグラフィーアイソトープ検査)でした。

ヨードは甲状腺に集まる!、というクセから、少しだけ放射能を含むヨードを服用して、超音波検査をして、ヨードの摂取率や甲状腺の大きさや形を診るんです。
この薬はとっても高いのに、調合するとすぐに使わないとダメになるらしくて、「あなたのために薬を作るから、ぜったい予約した日には必ず来てね」と念を押されました。

ちなみに、微量とはいえ、放射性の薬(ラジオ・アイソトープ=RI)を使うので、妊婦さんはちょっと避けた方がいいそうです。授乳は、半日くらいあげるのをやめればいいという見解もあるそうで、医師の判断によるかもしれません。

この検査は、何が大変かというと、それに先だって、2週間の食事制限があること!病院によっては5日とか1週間らしいのですが、わたしの場合は2週間でした(泣)

ヨード制限食って、日本では実は、とてもつら〜い食事なんです。基本的に海のものにはヨードがたくさん入っています。海草(特に昆布)、魚、貝類はもちろん、牛乳、にんじん、イチゴもダメと言っていると、かなりつらくなってきます。アクエリアスのようなスポーツ飲料やカレーのようなインスタント食品に昆布の隠し味が入っていたり、お総菜に寒天が入っていたり、意外なところに入っていて、日本にいるイスラムの人たち(豚肉が食べられないとか)の気持ちがちょっとわかった気がしました。
そういうわけで、わたしは考えるのも面倒なので、来る日も来る日も食パンにハチミツをかけて、紅茶を飲んでいるか、タマゴご飯や豆腐かけご飯、ふかし芋をひらすら食べてました。食事制限というとヘルシーな響きですけど、健康的な食事とは限らないんです…。
甲状腺の検査と治療で、一番つらかったのは、これだったかも。

そうして迎えた当日。
核医学検査室や放射線科は、たいてい病院の地下にありますね。前の診察のあと、場所を確認しに行ったら地下のしーんとした空気で緊張しちゃったので、不安で暗い気持ちにならないように、ふかし芋を隠し持ってでかけましたが、完全に飲食禁止でした(笑)まあ、当然ですね。

朝一番にいくと、にこにこした、おじさんの検査技師さんに簡単な説明を受けて、採血をされて、カプセルを渡されました。

飲んだら、すぐにエコーだったと思う。5分か10分くらいなんですが、狭いところで、じっとしているって、結構、つらいです。わたしは、寝てしまっていて、検査技師のおじさんが、「"もうちょっと顎をあげて"と言ったけど無視された」と笑ってました。すみません…。

エコーを3時間後、24時間後にエコーを繰り返して、おしまい。2回目にはなんだか慣れてきて、OK!

そうやって、こんな写真(シンチグラムと呼ぶらしい)のようなものが出てきたのでした。(これはわたしの写真ではないよ。)ほぉ〜。
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2007年06月15日

というわけで、バセドウ病と診断

問診と触診血液検査、それから甲状腺シンチグラフィーを受けたあと、先生に会いました!

シンチグラフィーで甲状腺に腫瘍がありそうなカゲがあって、どうやら腫瘍が甲状腺を刺激して、甲状腺ホルモンがですぎているらしい、ということになると、この腫瘍がどういうものかを確定するために、細胞を取り出して検査する穿刺吸引細胞診というのをやるそうです。わたしの場合は、腫瘍はなさそうだったので、やりませんでした。

さて、わたしが行っていた病院の設定では、わたしの血液検査の結果は、先生は「ん〜」と言って、「甲状腺も大きめだし、吸収率は正常値といってもぎりぎりだし、値もふれてるし、きっちり症状も出てるし、…合わせ技、一本!でバセドウですねっ」ということになりました。

ははは。だいたいバセドウだって。
ともかく、症状はあるし、甲状腺の値も高いし、身体がつらそうだからということで、治療をはじめることになったのでした。
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